樹種について

ブラックウォールナット材

イメージ:ブラックウォールナット材

独特の風合いや木肌の美しさなどから、世界屈指の銘木に数えられるブラックウォールナット。その実は「クルミ」と呼ばれ、食用にされたり、オイルやバターなどに加工されたりと、私たちの生活にも大変馴染みの深い木です。

ウォールナットは、アメリカ東部~中部にかけて南北に連なるアパラチアン山脈一帯に自生しています。厳しい寒さのもとで時間をかけて生長するため、硬く粘りのある材質を持つ一方、軽量で扱いやすく、加工性や塗装性にも優れています。また、加工後の狂いが少ないため、かつては飛行機のプロペラに使われたことがあるほか、現在でもライフルの銃床や楽器(ピアノなど)にはこの木材が使われています。 辺材は灰白色。心材は濃い茶 色のほか、時に黒紫色、赤紫色(紫の色素を持つ木は、北半球ではアメリカンブラックウォールナットのみ)などが見られることも。色味は一様ではなく、辺材から心材にかけての様々な色がグラデーションを描き、美しい模様の表情を形成します。

また、木理はしばしば不規則に交錯し、これもデザイン的な効果を高めています。木肌は、仕上げの方法によって若干の差はあるものの、はじめは濃い茶色、そして時間の経過とともに明るくまろやかな茶色へと変化し、落ち着きます。使い込むほどに味わいが出てくるのも、大きな特徴と言えるでしょう。世界に200種以上あるウォールナット材の中ではもちろん、現存する木材の中でも最高ランクの評価を得ているこの木材は、「家具材のロールスロイス」とも呼ばれ、チェアやテーブル、キャビネットといった家具や世界の高級車のウッドパネルなどに使われ、人々の憧れの的となっています。

ブラックチェリー材

イメージ:ブラックチェリー材

おもな産地は、アメリカ東部全域(ペンシルバニア、バージニア、ウエストバージニア、ニューヨークの各州)に及びます。現在、北米大陸には約30 品種のサクラ類がありますが、その中でも絶大な人気を誇り、現代の最高の木材のひとつとして君臨しているのが、ブラックチェリーです。

この種は、日本のヤマザクラなどと同じくバラ科に属しています。最高のパイプ材として世界の愛好家から絶賛されているほか、木片は燻製の時にチップとして使うと、まろやかな味に仕上げることができます。また、木には直径1cm 程の果実「アメリカンチェリー」が実り、赤から黒く熟し、食用になります。これがチェリーの頭にある「ブラック」の由来です。

製材したての心材は淡い薄桃色をしていますが、年月の経過の中で紫外線の影響により、変化するのが特徴。最終的には飴色風の濃い赤褐色になり、その劇的な変化から「使い込むほどに風合いを増す」という無垢材ならではの特性を実感することができます。材面は緻密で滑らかな木肌を持ち、磨くだけで美しい光沢を得ることができるうえ、水に強く、家具になった後の耐久性にも優れています。

生長の過程や気候の変化で起こる縮みにより、「さざなみ紋」(リップルマーク)と呼ばれる独特の紋様が表れることもあり、その美しい表情が多くの人を魅了し続けています。また、樹液を多く含んでいるため、生命力の強い木ほど黒い(樹液の)斑点が見られるのが特徴です。そのような生き様を、木目に残すことで生まれた豊かな表情が、チェリー独特の存在感を強調。時を重ねるごとに、じっくりとその魅力を楽しむことができる木材として、世界的に高い人気を集めています。

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